瞑想について
副業もうまくいかず、趣味もうまくいかず、仕事での人間関係もうまくいなかいという状況が続いていた。
仕事での人間関係がうまくいかなかったとは、どういうことか。
上司の理不尽な怒りを、自分の中だけにとどめておくことができなかったからだ。
耐えられなかったのだ。
自分が受ける仕打ちを発散できる場所がなかったのだ。
後輩に八つ当たりをするしかなかったのだ。
いまだに、この組織にいて、立ち振る舞いが分からない。
強力なワンマン企業で権力者によるパワハラが横行しているこの組織で生き残る方法はなんだろうか。
1人の先輩は、社長にゴマを擦って、かなり巧妙に手を抜くというタイプ。
1人の先輩は、社長の言われるままに夜間も土日休みもなく働くというタイプ。
自分はどちらにも染まれない。
現状、なるべく自分に仕事が降ってこないように自分から発言をすることなく、ただ言われた仕事をこなすことに徹している。
解決策が見つからない。
困った挙句、瞑想をすることになる。
瞑想は、自分の満たされない思いを、呼吸や嗅覚、聴覚、ろうそくの火などの視覚を1点に集中させることで、脳を浄化させ、リラックス効果を得られると感じた。
この1点集中している時間は、日ごろの嫌なことが忘れられてた。
瞑想教室は、先生が辞めてしまったため、現在は通っていない。
しかし、五感に1点集中するという感覚は、いまでもリラックスの方法として取り入れている。